医療者教育委員会 委員長ご挨拶
2019年国民生活基礎調査(厚生労働省)では、本邦で「糖尿病が強く疑われる者」の割合は男性18.7%、女性9.3%と推定されています。このように今や身近な疾患である糖尿病の教育や治療を、患者さんがどこでも安心して受けられるよう整備することは大変重要な課題です。医療者教育委員会は、糖尿病の療養従事者(登録医、療養指導医、歯科医師登録医や日本糖尿病療養指導士(CDE-J)、埼玉県糖尿病療養指導士(糖尿病相談員;CDEーL埼玉)等の教育及びその地位向上のための活動を行うことを目的としています。埼玉県糖尿病教育セミナー、医療スタッフ研修会、その他埼玉県内での医療スタッフの勉強会活動、などを継続的に行い、糖尿病療養従事者が常に最新の医療情報を共有できるよう機会の提供に努めてまいります。また年1回実施している一般市民や患者さん向けの勉強会も引き続き実施していきたいと考えております。
今後ともご指導の程、宜しくお願い申し上げます。
JCHO埼玉メディカルセンター糖尿病・内分泌代謝内科部長 森本二郎